自然体な息子と考え過ぎる父の戯れ言
妻は暇があれば、本を読んでいる
そんな妻が何冊かの本を薦めてきた
そのうちの一冊をさわりだけ読んでみた
「灰谷健次郎の保育園日記」
本を読むのは好きだが、最近読んでない
読み出すとはまるんだけど、読もうという気が起こらない
そういう時は読まない
しかし単純で影響を受け易い僕は、この本のさわりの30ページ程で惹き付けられ、一旦読むのを止め、我が息子について考える
良く笑い、良く泣き、良く乳を飲む我が子
母親には到底敵わないけど、最近は父である僕という存在を認めてくれている様な気がする
一緒に遊んでいる様で、一人で遊んでいる彼のお手伝いをして、見守るのが今の僕の仕事
あれもこれも駄目だと言いたくはないけど、全てに興味津々で怖いもの知らずの彼にストップをかけるのも必要だ
真剣な顔と強い口調で注意すると分かる様で、彼も真剣な顔になり、時に泣き出す
でも僕はまだ彼を余り怒れない
信頼関係が出来ていないということか
彼は今日も朝からテンション高く、色んな物を「はいっ」と言って渡してくる
満面の笑みを浮かべ、楽しそうにしていると思うと、次の瞬間にはダダをこね、這いつくばり、床をどんどんする
感性だけで生きている
凄いな
これからも共に成長していこう
そう思った
妻は仕事へ、息子は保育園に出掛けた
もう少ししたら、僕もカレーの旅に出よう
今日はカレーの日